全長37.5mからなる梵字川は、神秘の山々、月山・湯殿山の懐に抱かれた静かな清流。道の駅「月山」月山あさひ博物村は、弘法大師伝説と自然美に彩られたこの「梵字川渓谷」にあります。
春には青葉が満ち、渓谷両岸に藤の花がやさしい色合いを見せ、夏には清涼な川の流れと滝、秋には息をのむほどの紅葉で彩られ、冬は降りつもる白雪と、まさに自然の恵み、造形美がここにあります。
周辺には「米の粉の滝」や「アカクラアオクラ」など紅葉の名所も多く、中でも、なびら雪つり橋を渡る展望遊歩道での散歩がおすすめです。
区間 | 道の駅「月山」月山あさひ博物村 ⇔ 米の粉の滝ドライブイン (全長800m、所要時間 徒歩30分) |
見頃 | 新緑/4月下旬~ 紅葉/10月下旬~ |
道の駅「月山」月山あさひ博物村にある思わず渡りたくなる大きな吊り橋が「ふれあい橋」です。川の流れとともに亀の甲羅の様な岩に流れ落ちる滝も一興。しばしたたずみたくなる憩いの場所です。
冬期間、雪が付着することで樹木の枝が折れないように縄で枝を保持する「雪吊り」の形の橋。梵字川渓谷を直下に見下ろすことができる一番の名所。ここからの眺めはまさに「語られぬ…」美しさかも。
弘法大師は川の流れの中に、金色の梵字が書かれたフキの葉をみつけ、導かれるようにして湯殿山へと辿りつき開山したと伝えられています。梵字川はこの伝説が名前の由来となっています。
梵字川の名前の由来にあやかって、フキの葉形の紙に願い事を書き、「なびら雪つり橋」から見えるハート型の岩に向かって願いを込めて投げ入れます。見事に岩の上へのったら願いごとが叶うかも!?
また悲しいことや忘れたい思いを書き、川の"水に流す"という方法もフキまじないにはあります。
フキの紙販売所 | 道の駅「月山」・月山あさひ博物村 米の粉の滝ドライブイン |
料金 | フキの紙1枚50円 |